フェムテック とは?すべての人の健康で幸せな日々のために。押さえておきたい ポイント を解説!

フェムテックに ついて考える。相互理解

「 フェムテック 」という言葉をご存知でしょうか。2016年頃から広がり2021年には流行語大賞にもノミネートされた言葉です。この記事では「フェムテック」について、押さえておきたいポイントをわかりやすく説明します。

フェムテック とは? フェムケア との違いは?

フェムテック フェムケア

フェムテックとは「female(女性)」と「technology(技術)」を組み合わせた造語で、テクノロジー(技術)を用いて、女性が抱える健康問題を解決するためのサービスや製品を指します。

またテクノロジー(技術)を使用しないサービスや製品は「 フェムケア 」とも呼ばれますが、明確に区分けせずに「 フェムテック 」と総称されることもあります。(以下この記事では フェムケア も含め「 フェムテック 」と記載します)

フェムテック の目的「女性が抱える健康問題の解決」とは?

フェムテック について、みんなで考える

フェムテック が取り扱うジャンルは「 月経 」「不妊治療」「出産」「育児」「子育て」「婦人科系疾患」など多岐にわたります。これらの悩みには個人差があり、また他人との比較も難しく、これまではプライベートな問題として個人が我慢してしまう傾向がありました。

フェムテックとは「すべての人が健康で幸せな日々を送れる環境づくり」を目的に、できることを考え解決策を提供するツールのひとつです。

フェムテック とSDGsとの関連性

フェムテック は「SDGs」とも関連がある分野と言えます。関連性が深い SDGs の目標はいくつかありますが、その中から2つをご紹介します。

SDGs 目標3:すべての人に健康と福祉を

SDGs 目標3 すべての人に健康と福祉を

フェムテック の中には、ピルのオンライン処方、生理用品 や性感染症の検査や予防、妊娠予防、更年期症状の管理など、女性の健康問題を解決するサービスが多く存在します。これらはすべての人が健康的で快適な生活を送る上で不可欠な要素だと考えられています。

SDGs 目標5:ジェンダー平等を実現しよう

SDGs 目標5 ジェンダー平等を実現しよう

フェムテック は、製品やサービスの提供を通じて女性が抱える健康問題の改善をはかり、職場、家庭、その他あらゆるコミュニティにおいて、活動・活躍しやすい環境を整え、能力を最大限に発揮できることを考えた取り組みが行われています。

フェムテックを SDGs の観点から取り組む企業も多く存在し、それぞれの企業の特性を活かし、快適な生活を送るための製品やサービスが増え続けています。

フェムテック はすべての人が向き合うもの

フェムテック について考える。相互理解

フェムテック という言葉の浸透によって、 月経 ・妊娠・更年期などの女性の健康問題は「個人で対処するものではない」という考え方に変化して来ました。

フェムテックのサービスや製品は女性の健康をケアするものですが、フェムテック が目指すことはすべての人が健康で幸せな日々を送れる環境を作ることです。実現するためにはすべての人が正しい知識を身につけ理解することが必要です。

フェムテック を正しく理解して「みんなが快適な環境」を

フェムテック 職場環境

フェムテック 市場の活性化によって、女性が抱える健康問題に関する情報が、以前より手に入りやすい状況になりました。また最近は フェムテック に関する研修を、全社員対象に実施する企業も増えて来ているようです。

多くの職場や家庭が「みんなで フェムテック の話が出来る場所」に変わり、すべての人が健康で幸せな日々を送れる環境が広がっていきますように。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

<参考>
●「女性特有の健康問題│働く女性の心とからだの応援サイト」厚生労働省
 URL:https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/health/health-issues.html
●「フェムテック│新しい当たり前をつくり女性が働きやすい社会を」経済産業省
URL:https://www.femtech-projects.jp/
●「 Femtech Tokyo ( フェムテックトーキョー )」RX Japan株式会社
 URL:https://www.femtech-week.jp/hub/ja-jp.html

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